楽天が自前でやるなら別のパートナー考える=NTT社長【テレビ朝日、日本】

[東京 9日 ロイター] – NTT<9432.T>の鵜浦博夫社長は9日の決算会見で、楽天<4755.T>の携帯電話事業参入計画を受け、楽天がすべて自前で手掛けるのであれば、パートナーにはなり得ないとの考えを示した。

楽天は現在、仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯電話事業を手掛けているが、総務省が実施する周波数の割り当てに申請、携帯電話事業に本格参入する。

鵜浦社長は「まだ詳細はわからない」と前置きしながらも「楽天の電子商取引(EC)分野でわれわれもお手伝いできるいいパートナーではないかと考えていたが、すべてを自前でやるのであれば、B2B2X(企業の消費者・企業向けサービスのサポート)のパートナーとして別のパートナーを考えていく必要がある」との認識を示した。

一方、NTTドコモ<9437.T>にローミング(相互接続)の要請があった場合については「申し出があれば協議を断る理由はないが、移動体分野は固定と違って義務でもない。しっかりビジネスとして交渉していく」と語った。

<電話局をシェアオフィスに>

NTT都市開発<8933.T>は同日、シェアオフィス事業に参入すると発表した。第一弾として、4月に大手町と秋葉原にシェアオフィス「LIFORK(リフォーク)」をオープンする。

鵜浦社長は「電話局のスペースも徐々に空いてくる。一挙に電話局をオフィス化できるわけではないが、中期的な取り組みとしてやっていきたい」と語った。

<営業益は計画上回る1.6兆円超へ>

NTTが同日発表した2017年4─12月期連結決算(米国会計基準)は、売上高が前年比4.3%増の8兆7220億円となった。海外売上高が前年比18.6%増の144.5億ドルと順調に拡大。ドコモも収入を伸ばした。

営業利益は同0.1%増の1兆3195億円だった。メタルケーブルを現状のまま除却処理する有姿除却で1250億円の損失が発生したものの、前年度にあったディメンション・データなどの減損処理がなくなったこともあり、増益を維持した。

最終利益は同10.1%増の7365億円だった。

売上高、営業利益、最終利益はいずれも過去最高となる。

通期予想は据え置いた。鵜浦社長は「年間の営業利益は予想の1兆5900億円を超えて、1兆6000億円の大台に乗せられるものと考えている。次年度も増収増益を続けていきたい」と自信を示した。

*内容を追加して再送します。

(志田義寧)

みんなの意見・感想

  1. NTTさん、昔に高額で買わされた電話加入権はどうなったの?なんか有耶無耶で無価値になった気がするんだけど(怒)

    +1-0

  2. MNOは自前で全国にネットワークを構築する義務があると思う。楽天にその覚悟があるのか疑問だ。

    +18-2

  3. ちしし

    +4-2

  4. 過去最高益になるなら、通信料下げてユーザーに還元して欲しい。ある程度、種を撒いとかないと楽天に持っていかれるよ。

    +6-10

  5. 楽天はライバルのヤフオクとメルカリ利用者潰しのために、ヤフオク メルカリ利用者の口座を狙って銀行口座凍結祭りをし、楽天市場では虚偽記載で公的機関から業務改善命令みたいなことも受け、出店者との金銭トラブルも絶えず、最近では楽天モバイルが繋がりにくくて三年縛りで世間から強烈な批判を受けています。
    携帯電話事業で楽天お馴染みの何らかの炎上トラブルがおきれば、認可した総務省にも違法責任を問いましょう。
    少なくとも認可をだした大臣と事務次官の名前は晒しあげましょう。

    +10-23

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