カテゴリー: 国際

トルコ軍、シリアで毒ガス使用か=クルド人勢力を攻撃【山口剛史、フジテレビジョン】

 【カイロ時事】在英のシリア人権監視団は17日、トルコ軍などが16日にシリア北部アフリン近郊を砲撃し、その後6人が呼吸困難を訴えて病院に運ばれたと明らかにした。

 患者の症状から毒ガスが使用された疑いが出ている。

 AFP通信によれば、患者は搬送先で酸素マスクを着け、意識がもうろうとした状態。治療に当たる医師は「せきが出て、全身の皮膚が赤くただれている。衣服を保存して調べる」と話した。

 トルコ外交筋はシリア人権監視団の発表について「根も葉もない言い掛かりだ。われわれは市民に対し細心の注意を払っている」と述べ、毒ガス使用を否定した。

 トルコは1月にシリア領内へ越境攻撃を仕掛け、クルド人勢力と交戦を続ける。2月初旬にはクルド人民兵組織に参加したクルド人女性兵士が戦死し、遺体が侮辱される動画が拡散するなど、トルコ軍やトルコの支援を受ける武装勢力による人権侵害への懸念も強まっている。 

北朝鮮「米国に対話求めず」=南北首脳会談の準備示唆 「接触、北朝鮮高官代表団、ペンス米副大統領」

 【ソウル、平昌時事】17日付の北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は、平昌冬季五輪の開会式に出席したペンス米副大統領が北朝鮮高官代表団との接触を避けたことなどを非難した。

 その上で「保有すべきものを全部保有したわれわれは、米国との対話を求めておらず、時間がたつほど焦るのは他ならぬ米国だ」と主張した。

 同紙は「トランプ(米大統領)らは、われわれに対して犯した罪を反省し、ペンスのような人物を平和の祭典に派遣した失策を後悔した方がいい」と指摘。「米国が制裁・圧力に出ようと、軍事的選択を取ろうと、謀略を働こうと、われわれは全てに対処する方策を準備している」と強調した。

 一方、別の論評では、故金正日総書記が過去2回、南北首脳会談に臨み、「統一問題の民族同士による解決」などをうたった共同宣言を発表した「業績」を評価。金正恩朝鮮労働党委員長が高官代表団の訪韓を受け、「北南関係の改善発展の方向を具体的に提示した」として、南北首脳会談の準備に入ったことを示唆した。 

旧正月の特番で「黒塗り」 中国国営TV、人種差別と非難集中(2018年平昌オリンピック冬季競技大会、宇野昌磨)

【AFP=時事】中国の国営中国中央テレビ(CCTV)で放送され、数億人が視聴した春節(旧正月、Lunar New Year)の特別番組で、アフリカ女性に扮(ふん)するため顔に「黒塗り」をして大きな偽物の尻を付けた中国人女優が登場する寸劇が放送され、人種差別であるとしてインターネット上で激しい批判を浴びている。

 寸劇では、サバンナを背景に色鮮やかな衣装をまとい、果物を入れたお盆を頭の上に乗せた中国人女優の婁乃鳴(Lou Naiming)さんが、猿に扮した俳優を引き連れて登場。娘に扮した別の女優と、番組の中国人司会者と一緒に寸劇を繰り広げて笑いを誘うと、最後に婁さんが「中国が大好き!」と宣言して寸劇は終わる。

 この寸劇は、中国とアフリカの友好関係と、中国政府によるアフリカ大陸へのインフラ投資の増大をアピールする目的で作られたとみられ、他にも草で作ったスカートや羽根の頭飾りを身に着けた黒人のダンサーや、シマウマやキリン、ライオンに扮した俳優も登場する。

 外国のツイッター(Twitter)利用者は、寸劇が「人種差別」的な偏見に満ちていると激しく反発。これは「ブラックフェース」(顔を黒く塗ってステレオタイプ的な黒人の役柄を演じる行為。欧米演劇でかつて慣習化していたが、現代では侮辱的とみなされている)だと非難した。

 また中国国内でも寸劇に不快感を表明する声が上がっており、中国版ツイッター「ウェイボー(微博、Weibo)」には批判的な投稿が相次いだ。しかし中にはCCTVを擁護する声もあり、「人種差別とは思わない。中国はこれをそこまで重大視しない」とのコメントもあった。【翻訳編集】 AFPBB News

「五輪の陰で暴虐的な慣習」韓国の犬肉食べる文化、欧米メディア批判 カナダ選手、犬を保護【佐藤天彦、羽生結弦】

 平昌五輪を取材する欧米メディアが犬肉を食す韓国文化を批判している。メディアの中には、養犬場に関係者とともに突撃取材するケースも。平昌五輪出場のカナダ選手は最近、韓国訪問に合わせて、ダックスフントを保護するに至った。

 「五輪の歴史に名を刻むため、選手たちがスケートやスキーの試合に挑んでいるとき、韓国国内で1万7000匹以上の犬が食用として虐殺されている」

 米CNNテレビ(電子版)は「五輪の陰で暴虐的な商取引」との見出しの記事で、こう指摘した。

 欧米の動物愛護団体「ヒューマン・ソサエティー・インターナショナル」(HSI)によると、韓国を含むアジアで年間、3000万匹の犬が食用として殺されている。HSIはこれまで、韓国国内の養犬場10社を閉鎖に追い込み、1200匹以上の犬を救ってきた。

 CNNはこうした養犬場の実態について「暴虐的に殺されるまで、(犬たちは)鶏のかごのような鉄かごに1匹で置かれる。彼らは1日に1回だけ水を与えられ、餌のクズを与えられるだけだ。欲してやまない人間との接触がただの一度もない。『ノー・ラブ(愛)』だ。医療措置もない。そして(それは)合法なのだ」と怒気を込める。

 昨年12月、CNNとともに養犬場を訪れ、170匹を救出したというHSIのメンバーは場内について、「衝撃的だった。臭いはひどく、環境は地獄絵そのものだ。そこにいた犬たちはとてもかわいらしく、(人間との)接触を求めていた。愛情を欲していた」と振り返る。

 平昌五輪出場のため、韓国を訪れているカナダのフィギュアスケート選手、メーガン・デュハメル(32)は最近、養犬場から「ムータエ」のニックネームを持つダックスフントを保護した。カナダに入国できるよう、すべの法廷問題を処理したという。

 英大衆紙「ザ・サン」によれば、デュハメルは「別の犬を(助けて)飼う豪華な生活力もない。ただ、その気持ちだけはある」と、絞り出すような声で語った。

 平昌五輪を機に、犬肉を食す韓国の文化に疑問を呈し、批判する欧米メディアは、CNNやザ・サンに加え、英紙インディペンデント、米紙USAトゥデー、米CBSテレビ、米フォックスニュースなど、多岐に及ぶ。

 韓国の犬肉事情に詳しいリー・キュンミン氏は韓国の英字紙コリア・タイムズで、「韓国の若い世代は(年配者と異なって)ペットを飼うことを好むようになり、犬肉を食すのを敬遠する傾向にある」と指摘。

 同氏は一方、犬を飼っているというキムと名乗る韓国人らしき男性の次のようなコメントも載せている。

 「外国メディアは平昌五輪のホスト国である韓国の顔に、“泥”を塗っているようにみえる…」(五輪取材班)

ハンドバッグと一緒にX線検査機へ 中国の駅で【ネイサン・チェン、UNDEFEATED】

保安検査でかばんを盗まれるのが心配だったらどうするか。ある中国人女性は盗難防止のためだけに、自分のハンドバッグとともにX線検査機を通ってしまった。

中国南部の広東省東莞市の鉄道駅職員は、X線モニターに乗客の人影を見て衝撃を受けた。

中国の動画サイト「梨視頻(Pear Video)」の映像には、春節(旧正月)の帰省ラッシュ中の10日に起きたこの奇怪な事件の様子が映されている。

ベルトコンベヤーから降りると、女性はバッグを確認して立ち去った。

特異なX線画像からは、荷物の後ろで女性が手足と膝を付き、ハイヒールを履いたままだと確認できる。

女性がなぜそこまでハンドバッグを心配していたのか不明だが、中国の人々の多くは春節の帰省時に多額の現金を携帯する。

「梨視頻」の映像によると、女性はまず、自分のスーツケースをベルトコンベアに乗せた後、小さなハンドバッグを持ってスキャナーの中を歩いて通り抜けようとした。

女性はその後、かばんは全てX線での荷物検査を受けなければならないと告げられたが、ハンドバッグを手放すのを拒否した。

女性が思いついた解決法は、手荷物と一緒にコンベアベルトに乗ることだった。反対側から無傷で這い出てきた来た女性を見つけた保安検査職員は、驚きで笑ってしまった。

地元メディアによると、東莞駅の職員はこの件以来、X線検査機に入らないよう乗客に注意しているという。スキャナーから出る放射線が害になる可能性があるためだ。

中国では春節にあたる16日に、推定3億9000万人が電車で移動するが、この女性もその1人だった。

(英語記事 Chinese woman joins handbag in X-ray machine)

ロシア人300人死傷か=米軍などのシリア空爆で(花のち晴れ〜花男 Next Season〜、濱田 龍臣)

 【モスクワ時事】ロイター通信は15日、シリア東部で7日に米軍主導の有志連合がアサド政権派に加えた空爆で、民間軍事会社に所属するロシア人約300人が死傷したと報じた。

 ロシア軍医らはロイターに対し、死者は80~100人に上ると証言した。

 シリア内戦でロシアはアサド政権を支援。プーチン大統領は昨年12月にシリア駐留ロシア軍が対テロ戦に「勝利」したと宣言し、撤退開始を指示した。今回の報道が事実とすれば、軍の撤退開始後もロシア人の雇い兵がアサド政権側で戦闘に加わっていたことになる。米メディアなどは雇い兵はロシア系の民間軍事会社「ワグネル」に所属していたと報じた。 

『北「IOC、独島ない統一旗使用嘆かわしい…日本の陰湿で凶悪な策動」』 ~ みんなの感想まとめ

北朝鮮は15日、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)で使われる統一旗(韓半島旗・朝鮮半島旗)に独島(ドクト、日本名・竹島)が外されたことに関連して「嘆かわしい」としながら国際オリンピック委員会(IOC)に遺憾を表明した。

北朝鮮労働新聞はこの日。「独島は神聖な我々の領土だ」と題する個人論評を通じて、「国際オリンピック委員会は『政治的事案を体育と結びつけるのは不適切』という理由で独島が表記されていない統一旗を使うようにする誤った決定を採択した」とした。

論評は「我々はずっと以前から国際オリンピック委員会に今回の冬季オリンピック競技大会で北と南が利用する統一旗に独島を表記することを強く要求した」と強調した。

続いて「独島表記がどうしたら『政治的事案』になるのか」とし「独島は歴史地理的に見ても国際法的に見ても、徹頭徹尾、我々民族の神聖な領土だ。統一旗に独島を表記するのは極めて正当で、平和と親善を基本理念としているオリンピック競技大会(の趣旨)にも反しない」と伝えた。

論評は特に、「日本が手段と方法を選ばず国際オリンピック委員会が、北と南が独島が表記されていない統一旗を使う決定を採択させるために、陰湿かつ凶悪に策動しただろうことは火を見るより明らかだ」と主張した。

続いて「邪悪な島国種族が南北合同チームの訓練場所に独島が入った統一旗が掲揚されたと言いがかりをつけて、こちらに抗議するまでするとは、他人の土地も自分のものだと主張しながら、どれほど厚顔無恥に振る舞っているかをよく示している」とした。

韓国に対しても「言葉だけで独島が我々の土地だとそらんずるのではなく、外勢の干渉と圧力に堂々と対抗して実地行動で独島守護の意志を示さなくてはならない」と指摘した。