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<コラム>テレビの五輪報道やメダル予想に見る、演出という名の“ドーピング”(シャビ・アロンソ、サッカースペイン代表)

【コラム:ナゴヤ東新町 一五一会】

 村上佳菜子さんの舞が眩しい。

 直視できないほど彼女が輝いていたのは、氷上の演舞ではなく、バラエティー番組での“エアあやや”。村上さんの地元・名古屋のCBCテレビが14日深夜に放送した『本能Z』での一幕である。

 ご本人同士が互いにお顔がソックリと認め合う“本家”のはるな愛さんと踊り切ったコラボダンス。完成度が高過ぎで、これを元アスリートの方にやられると、他のタレントさんたちの立つ瀬が無い。

 村上さんと言えば、日本を代表するフィギュアのプロスケーター。

 現役選手時代、五輪では残念ながらメダルに手は届かなかったが、競技生活を終えた後もその輝きは増すばかり。見ている私たちまでつい釣られて微笑んでしまう屈託のない笑顔からは、一試合の結果よりもはるかに尊い、人としての魅力を感じざるを得ない。

 主にお笑い芸人さんが出演する同番組に村上さんがキャスティングされたのは、もちろんお隣韓国で平昌五輪が開催中だからだろう。

 当然の如く、番組でフィギュアスケート個人戦に出場する男女5人の実力やメダル獲得予想について聞かれた村上さん。元選手として慎重に言葉を選びながら次のように答えていた。

「男子なんかは特に金銀とか、いける可能性は必ずあります」

 ところがテレビというのは恐ろしいもので、放送上「金銀」とおっしゃっていたコメント前段が目立つように大きく字幕スーパーされた一方、後段部分は素。注意して視聴していないと「金銀いける」とおっしゃったかのように感じられてしまう演出になっていた、

『ショートトラックの斎藤慧、平昌五輪のドーピング第1号に CAS発表』 ~ みんなの感想まとめ

【AFP=時事】(更新)スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、スピードスケート・ショートトラック男子日本代表の斎藤慧(Kei Saito)が、ドーピング検査で陽性反応を示したと発表した。平昌冬季五輪で薬物違反が発覚したのは、斎藤が初めて。

 CASは声明で、現在21歳の斎藤が平昌五輪の抜き打ち検査で失格になったことに加え、同選手がマスキング剤として禁止されている利尿薬のアセタゾラミド(acetazolamide)に陽性反応を示したと公表した。

 また声明では、斎藤がすでに任意で五輪村を離れたことや、捜査が完了するまで五輪をはじめ他の大会への出場が暫定的に禁止となる見通しであることが明らかにされた。

 日本国内の報道によれば、姉の仁美(Hitomi Saito)と共に平昌五輪に出場していた斎藤は、冬季五輪でドーピングに陽性反応を示した初めての同国選手になるという。

 2013年と2014年の世界ジュニア選手権(World Junior Short Track Speed Skating Championships)で、男子3000メートルリレーの日本代表メンバーとして3位に入った斎藤は、13日の男子5000メートルリレーでは控え選手となっていた。

 それでも、斎藤は平昌五輪でドーピング1号になった汚名をすすぐと主張しており、禁止されている利尿薬に陽性反応を示したことについて「今回の結果については身に覚えのないことで不可解であると感じ、自身の身の潔白を証明するために戦っていきたい」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

平昌五輪出場クロカン選手にドーピングの疑い、50人以上か(クリス・ジェンナー、緑茶飲料)

【AFP=時事】9日に開幕を迎える平昌冬季五輪に出場するクロスカントリースキー選手50人以上について、これまでのキャリアで少なくとも一度は疑わしい血液データを申告していたことが報じられた。

 英紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)とドイツ公共放送ARDは、生体パスポートが導入される以前の2001年から10年に、2000人のクロスカントリースキー選手から採取された約1万個の血液検査データベースを入手したとした。

 サンデー・タイムズ紙は「データベースは、五輪の品位に関して深刻な懸念を持つ内部告発者がリークした。2人の反ドーピング専門家によるデータ分析は、多くのスキー選手が、自転車ロードレーサーのランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏が使ったものと同様の2種類の一般的な血液ドーピングを利用したと結論づけた」としている。

 平昌五輪の出場資格を得た50人以上の選手について、「異常な」血液サンプルがデータベース上にあると伝えられている。

 ARDは「2001年から17年にかけて行われた世界選手権や五輪のメダル313個のうち、46パーセントが一つあるいは複数の異常な値を示した選手によって獲得された」とし、「疑わしい値を出した選手の多くはロシア人ではあるが、クロスカントリースキー大国のノルウェー、スウェーデン、オーストリアやドイツもリストに含まれている」と報じている。

 このデーターベースを分析した米国の反ドーピング専門家ジェームス・ストレイ・グンダーセン(James Stray-Gundersen)氏は「メダルを獲得した多くの選手は、明らかなドーピングを示す、異常、あるいは極めて異常な結果が血液データに見られる」とコメントしている。

 国際スキー連盟(FIS)はサンデー・タイムズ紙に対し、「疑わしい」結果についてはコメントしないとした一方、世界反ドーピング機関(WADA)は、同機関による反ドーピングの取り組みについて「非常に満足している」とコメントしている。【翻訳編集】 AFPBB News