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一式8万円のアルマーニ制服騒動…他校の標準服はいくら?(勇者のくせになまいきだ。、2010年バンクーバーオリンピック)

「とても銀座らしいが、公立小ということを考えれば、やはり少しお高いのではないか」

 一式8万円超。東京・銀座の中央区立泰明小が今春から採用する“アルマーニ標準服”騒動について、小池百合子都知事はそう話していた。が、ある泰明小OBは「2年に1回買い替えるとして年換算で4万円。そんなに高くないと思います」と、こう反論する。

「泰明小では社会科見学が帝国ホテルだったり、歌舞伎座や東京宝塚劇場にも鑑賞に行ったりします。銀座という特殊な地域性があって、親とすれば、そういう場でわが子にきちんとした身なりをさせたいと思う。もし私服だったら、間違いなく親同士の見えの張り合いになるでしょうし、毎日の“お着替え”が大変な女の子は年8万円以上かかるはずです。長い目で見れば、標準服の方が安上がりで、親同士のあつれきも少ない」

 とはいえ、従来の標準服は男子が約1万7000円、女子が約1万9000円なのに、いきなり8万円超と言われたら、そりゃ「親の経済的負担が大きい」なんて苦情も出るだろう。

 もっとも、「在校生の保護者の中には『ウチの子にもアルマーニを着せたい』という要望もあります」(学校関係者)。銀座のビルのオーナーがPTAの会長に就任することもあるというから、これも“地域性”か。

 泰明小は、中央区内在住であれば通学区域に関係なく、希望により抽選で就学できる「特認校」だ。他に区立城東小(八重洲)、常盤小(日本橋本石町)、阪本小(日本橋兜町)の3校が指定されていて、いずれも標準服を採用している。

 3校に聞いてみたら、城東小は「男女とも一式1万6000~1万7000円程度」で従来の泰明小とトントンだが、常盤小は「男子が2万5000円、女子が2万7000円」、阪本小は「男子が2万900円、女子が2万2200円」と、これまでの“泰明超え”だ。

「標準服の採用は、教委と相談しつつ、保護者の理解を得る必要も当然ありますが、最終的な決定権は校長にある。ただ、都内の公立中の制服でも平均で3万~3万5000円ですからねえ」(都教委関係者)

 高いか安いか、外野が口出しすることでもないような気もするが、いずれにせよ親は大変……。