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勉強家?ウザい?TBS石井アナ、小平奈緒に「獣のような滑り」批判集まる 『声、滑り、獣』

 18日、平昌オリンピックスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒のインタビューで、TBSの石井大裕アナウンサーが「獣のような滑り」と声をかけたことが物議を醸した。

 問題のインタビューは、小平が金メダルを獲得した後に行われた。快挙に興奮気味の石井アナは、「この4年間いろんな事があったと思います。金メダルです」とかなり力を込めて質問。小平選手は少々驚いた表情を浮かべながら、質問に答える。

 さらに、石井アナは「結城コーチの二人三脚もあったと思います。感謝の気持ちどう伝えたいですか?」と質問。これについて小平は「二人三脚ではなくて、ほんとに学生だとかチームの人達が支えてくれたので、みんなにありがとうと言いたいです」と「全員の力」でメダルを獲得できたことを強調。この時点で、視聴者は少々苛立つことに。

 そして最後に、石井アナは「闘争心あふれるまさに獣のような滑りだったと思います」と声をかける。小平は笑いながら「獣かどうかはわからないですけど、躍動感あふれるレースができたかなと思います」と対応し、インタビューは終了した。

 石井アナの「獣のような」という表現について、一部視聴者から「女性に向かって獣のようなとは何事だ」「選手へのリスペクトが感じられない」など、批判が噴出する。

 また、インタビューも全体的にピントがずれている感が否めなかったことから、石井アナの技量不足を指摘する声も。その一方で「特に気にならなかった」「いちいち批判することじゃない」など、擁護の声も出た。

 批判が殺到するなか、石井アナは19日放送の『あさチャン』(TBS系)内で、「獣」という表現を使ったことについて真意を説明。

 小平本人がヒョウやチーターを超えた存在になりたいと話していたことなどから、「獣のような滑り」というフレーズを使ったと語った。

 真意を説明した石井アナだが、それでも「内輪ネタを使うべきではない」「説明しなければわからないことを言うな」など、根強い批判が。一方で、「勉強の証」「納得した」という声もあり、意見が分かれている。

 「石井アナは、前々から賛否両論ある人物。2016年のドラフト会議特番では、選手の苦労話を聞いて号泣し、夏目三久から苦言を呈されたことがある。

 また、自身がテニスプレーヤーだったため、錦織圭について熱く語り、『うざい』と批判を浴びたことも。さらに、織田信成が『あさチャン』を卒業した回でも、MCの夏目アナを横切りハグするという行動に出て、呆れられた。

 小平のメダル獲得に感動し、感情が抑えられなかったのでしょうが、そのようなときこそアナウンサーは冷静に、そして、言葉を選んで喋らなければならない。ピントのずれたあのインタビューは、批判されても仕方がないのでは。

 『獣のような』の是非については賛否両論ですが、いくら番組での前フリがあったといっても、聞いた人間が不愉快に思い、物議を醸すような言葉を使うべきではない。言葉を正しく伝えるアナウンサーとしては失格といわざるをえません」(芸能関係者)

 「獣」という表現が物議を醸した石井アナ。アナウンサーとして、言葉の選択には注意を払ってもらいたいものだ。

平昌「史上最低五輪」に決定 ノロ汚染、強風…反日・反米で相次ぐ批判“隠ぺい”【シモナ・ハレプ、任天堂】

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪の大会運営のお粗末さが際立っている。大会前にはボランティアの反発やノロウイルス感染を引き起こし、開幕後も強風、極寒の劣悪環境に選手から不満が相次ぐ。不始末への責任追及の目をそらすためか、韓国では「反日・反米」の動きが見られる。大会終盤の22日には日本で制定された「竹島の日」を迎える。14日公表された日本の次期学習指導要領改定案で、初めて竹島が日本の「固有の領土」と記されたことに韓国政府が反発しており、「反日」が過熱する可能性も浮上している。 

 「減少傾向にある。少し安心している」

 大会組織委員会は14日の記者会見で、猛威をふるったノロウイルスの感染状況について、こう見解を明らかにした。13日時点で感染者は199人に増えたが、新たに確認された感染者は5人にとどまったからだ。

 感染拡大が収まりつつあるのはいいことだが、組織委の対応はお粗末だった。

 今月初めにノロウイルスに感染したと推定される食中毒症状が明らかになったが、「団体給食が原因とみられる」と発表されたのは、13日のこと。しかも発生源となった警備員の宿泊施設で、調理用の地下水が、糞便に汚染されていたというのだから驚くしかない。

 大会運営のずさんさは、これにとどまらない。「100人の宿舎に洗濯機が3台しかない」「居室の温水シャワーが出ない」などの不満がボランティアから続出。1月末までに2194人が離脱したことが伝えられた。開会式のリハーサルが行われた今月3日にも、式典進行の業務を担当していたボランティア100人超が組織委員会への不満を訴え、ボイコットする騒ぎが起きた。

 開幕後も混乱は収まっていない。大会前から懸念されていた強風と極寒が、選手を苦しめているのだ。大会第3日の11日には強風でアルペンスキー男子の滑降が延期となり、スノーボード女子のスロープスタイル予選が中止となった。今では、競技実施時間の延期は当たり前となっている。

 劣悪環境は選手のコンディションにも影響を与えている。ジャンプの男子個人ノーマルヒルに出場した45歳の大ベテラン、葛西紀明ですら「もう信じられない。気持ちがひるんじゃう。『こんなの中止でしょう』と心の隅で文句を言いながら寒さに耐えていた」と話したほどだ。

 韓国に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「そもそも、IOC(国際オリンピック委員会)が平昌を五輪の開催地に選んだこと自体が間違いだった。雪質が悪く、強風で競技に支障をきたすかもしれないし、しかも北朝鮮がシャシャリ出てきてどうなるか分からない。そんなところを、スポーツの貴族集団はなぜ選んだのか」と疑問を呈する。

 そんななか、韓国国内では反日・反米的な騒ぎが起きている。

 韓国紙、中央日報(日本語版)によると、米NBCテレビの解説者が9日の開会式の中継で、「すべての韓国人は、発展の過程で日本が非常に重要な文化・技術・経済的モデルになったと話す」と述べたところ、非難が広がった。

 この解説者は米コーヒーチェーン大手「スターバックス」の取締役を務めており、不買運動にまで広がる雰囲気というのだ。

 反日が過熱する恐れも浮上している。大会期間中の22日、島根県が定めている「竹島の日」を迎える。竹島を「独島」と呼んで不法占拠している韓国では例年、この日に合わせて日本大使館前などで抗議活動が行われている。

 今年は特に、反発が高まる理由がある。日本の文部科学省が14日に公表した高校学習指導要領の改定案で、竹島が日本の「固有の領土」と初めて明記されたのだ。韓国外務省は同日、報道官論評で是正を求め、在韓日本大使館の水嶋光一総括公使を呼んで抗議した。

 前出の室谷氏は「新聞があおるだろうし、韓国世論が爆発する要素がある。そうなれば、騒ぎに目が行き、国内的には不手際が目立たなくなる。日本人であるということだけで、嫌がらせをしてくる韓国人が出てくる恐れがある」と話した。

 やはり、最後は「反日」に行き着くのか。

NHK、チャンネル減も 多額剰余金・業務肥大化…強まる批判【山手線、東京】

 受信料の値下げ見送りや業務肥大化への懸念をめぐり、NHKへの風当たりが強まっている。立法と行政からは「業務・受信料・ガバナンス」の“三位一体改革”を求められる中、不祥事も相次ぐ。肥大化への批判と前後し、NHK幹部らがチャンネル数減を示唆し始めた。

 NHKは1月、平成30~32年度の経営計画を発表。今月9日には30年度予算案が閣議決定されたが、30年度末で利益剰余金(内部留保)が767億円となる見込みであることなどを踏まえ、政府は受信料について「引き下げの可能性を含め検討を行うことを求める」との総務相意見を付けた。 NHKでは今年12月、衛星で超高精細映像の4K・8K放送が始まり、チャンネル数はテレビとラジオを合わせて9つとなる。経営計画ではインターネットを活用した「“公共メディア”への進化」を掲げており、将来的にはテレビと同じ番組をネットで流す「常時同時配信」で受信料新設による新たな財源確保も狙う。

 受信料制度については昨年、最高裁の「合憲」判決で司法のお墨付きを得た一方、参院総務委員会の決議で「業務範囲の在り方についてはガバナンスの在り方とともに丁寧に検討を進めること」と指摘されるなど、立法と行政から三位一体改革を求められている。

 しかし、NHKは経営計画で一律の受信料値下げを見送り、「合憲」を追い風に受信料の徴収率アップによる増収を企図。肥大化への懸念に加え、全国瞬時警報システム(Jアラート)に絡む誤報を出すなど不祥事も相次いでおり、改革からはほど遠い状況だ。

 こうした中、NHKからはチャンネル数減を示唆する発言が出始めた。上田良一会長は「(8Kの)普及に全力投球する一方、視聴者にとって何が有益かという視点に立ち検討を進めたい」と言及。さらに経営委員会の石原進委員長(JR九州相談役)も「BSが4つになり、状況を見て整理が必要」と発言。8Kの普及には時間がかかりそうだが、チャンネル数減のタイミングを「そう遠い将来ではない」とまで言い切る。

 立教大学の服部孝章名誉教授(メディア法)は、「チャンネル数を減らすことと受信料制度との関係も議論する必要がある。今後の事業規模・範囲の適正な在り方については、国会でも、NHK内部でも議論し発信すべきだ」と強調している。(大塚創造)

公開的に恥をかかせてフェイスブックで批判…安倍氏、朝日新聞の誤報列挙 「安倍晋三首相、日本、衆議院予算委員会」

「これは私が書いた。以前、私がNHKに圧力をかけたとねつ造報道をしたことがあるが、朝日新聞は私に一度も謝らない」。

13日に衆議院予算委員会に出席した日本の安倍晋三首相が野党の希望の党の今井雅人議員の質問にこのように答えた。

安倍氏が自ら書いたと告白したのは6日に自民党議員のフェイスブックに投稿した「謝れない朝日」というタイトルの書き込みに対するコメントだった。

日本の首相が日本の有力新聞を批判する文を自身のアカウントを利用して同僚議員のフェイスブックに書き込んだと認めるという異例の事態が起こったのだ。安倍氏はこの文で「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳」と書き込んだ。

安倍氏がこの文を書いたのは朝日新聞が、最近、執拗に疑惑を提起している森友学園事件のためだ。2016年6月に私立学校財団の森友学園が小学校の敷地に国有地を鑑定価格(9億3400万円)の14%(1億3400万円)に該当する安値で買い入れた過程に安倍氏夫婦が関与したという疑惑だ。朝日新聞は昨年、この財団が政府に国有地取得を申し込んだ際に該当小学校の名前を「安倍晋三記念小学校」と表記したという内容を報道した。だが、後日これは事実でないことが明らかになった。これに対し、今月6日付の記事で朝日が「理事長から話を聞いて書いた記事」という独自の調査結果を出すと安倍氏は「朝日らしい言い訳」としながら総攻勢を始めた。

安倍氏は13日、国会で朝日新聞の過去の誤報まで列挙して朝日を非難した。

「過去にサンゴにKYという字を落書きしたのはダイバーだと書いたが、実際は朝日のカメラマンだったのに朝日は謝罪せず、結局責任は社長が取った…また〔慰安婦問題に関して済州道(チェジュド)で日本軍の命令を受けて多数の女性を強制連行したと明らかにしたが朝日が後日、誤報だと認めた〕吉田清治氏の証言は日本の誇りを傷つけた…今回の『安倍晋三記念小学校』の件も全く違ったが訂正していない。記者がすべき裏付けを取ると言う最小限のことをしないで書いた記事…」。

朝日は日本経済新聞と共に日本を代表する権威ある新聞だ。進歩的指向の朝日は保守指向である安倍氏とは世の中を見る視角が違ってしかるべきだ。このような朝日新聞を安倍氏はいつも「目の敵」にし、朝日の誤報を素材としてこれまで溜まっていた感情を爆発させた様子だ。

ことし1月初めに報道機関の新年挨拶会を回った時も安倍氏は朝日新聞を「毎日のように私を批判する新聞」等と表現して皮肉った。

教科書採択などの歴史歪曲問題や慰安婦問題などに関して朝日新聞は2000年代中盤から安倍氏と対立してきた。

一方、安倍氏に近い保守・右翼系の新聞は森友疑惑に関し、安倍氏が朝日新聞を批判するたびに「なぜ事実に反する報道をしても朝日新聞は沈黙を守るのか」と露骨に安倍氏側に立った。

このような対立の中、市中には『安倍談話と朝日新聞-慰安婦問題と南京事件はいかにして捏造されたのか』『なぜ朝日新聞はかくも安倍晋三を憎むのか』などの本まで出ている。

平昌五輪 “前科”のあるオランダ選手が侮辱ポーズ? 4年前の事件を根に持つ韓国国内で批判が殺到 「疑惑、中指、韓国」

 平昌冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック男子1500メートルで銀メダルを獲得したシンキー・クネフト(オランダ)が表彰台で、優勝した林孝峻(韓国)に向けて“中指”を立てて侮辱したとの疑惑が浮上し、韓国国内で批判が殺到している。

 0秒07差で敗れた10日の競技後のセレモニーで、クネフトは林の右側に立って肩を組み、右手に平昌五輪の公式マスコット「スホラン」のぬいぐるみを持っていた。韓国の英字紙、コリア・タイムズなどに掲載された写真では、クネフトの右手の中指が立てられ、林を指しているように見える。

 韓国国内で批判がわき上がると、クネフトは翌11日に行われたメダル授与式の際、「中指を立てているように見えたかもしれないが、わざとではない。写真だと印象が悪いが、意図的ではない。僕はただメダルを持っていただけだ」と弁解したという。

 しかし写真が撮られたのはメダル授与式の前日のセレモニーで、まだメダルは与えられていない。「メダルを持っていただけ」というクネフトの弁明と矛盾する。しかもクネフトには、韓国国民がいまだに根に持っている“前科”があることから、簡単には疑惑は晴れない。

 2014年にドイツ・ドレスデンで開催された欧州選手権。男子5000メートルリレーでロシアに敗れたクネフトは、ロシアの最終走者、ビクトル・アンをにらみながら両手の中指を立て、個人総合の銅メダルを剥奪された。

 実はビクトル・アンはロシアに国籍変更した元韓国人。2006年トリノ五輪では安(アン)賢洙(ヒョンス)として、1000メートル、1500メートル、5000メートルリレーの3冠を達成した。ロシア国籍となった後も、韓国国内では「ショートトラックの皇帝」と呼ばれてきた。

 今年1月には、サッカーの親善試合でコロンビア選手が人種差別的ジェスチャーをしたとして韓国国内で批判がわき上がった。コロンビア協会の謝罪にも、さらなる強硬措置を求める声が挙がった。

 平昌五輪でも、選手村でフリースタイルスキー男子モーグルの西伸幸が被っていたスイスで購入した帽子のデザインが、旭日旗を連想させるとしてかみ付き、謝罪に追い込んだ。

 コリア・タイムズは「多くの韓国人は、クネフトのかつての不謹慎な行為を納得していない」と指摘した。侮辱や人種差別には“敏感”なだけに、クネフト問題もしばらく尾を引きかねない。 (五輪速報班)

混乱のスノボ女子SS 「平昌の突風」でほぼ全員転倒、批判の声も(2018年平昌オリンピック冬季競技大会、畑健二郎)

【AFP=時事】平昌冬季五輪は12日、スノーボード女子スロープスタイル決勝が行われ、激しい風が吹き荒れる危険なコンディションで多くの選手が転倒する中、米国のジェイミー・アンダーソン(Jamie Anderson)が混乱を乗り切り、2大会連続の金メダルを獲得した。

 予選が中止になった前日に続き、この日も強風でスタートが1時間以上遅れた。しかし、フェニックススノー競技場(Phoenix Snow Park)で行われた決勝では、激しい風の影響でアンダーソンを含むほぼすべての選手が転倒。大けがをした選手はいなかったようにみえたが、相次ぐ転倒は競技続行にも疑問符が付くものだった。

 オーストラリア代表団の中では最年少となる17歳のテス・コーディ(Tess Coady)は、前日の練習中に左膝を骨折して棄権。この日の決勝を15位で終えたオーストリアのアンナ・ガッサー(Anna Gasser)は「すでに多くの選手が風のせいでけがをしていた」「昨日だって朝の練習は危険だった」という。

 さらに、この日の決勝は「くじ引き」のようだったというガッサーは、「フェアな競技だったとは思わない。強行した主催者には少し失望している」「私の考えでは、女子スノーボードにとって良いショーではなかったと思う」と続けた。

■「激しい突風」

 転倒もあり17位で終わった英国のエイミー・フラー(Aimee Fuller)は、この日のコンディションはキャリアで最も難しかったものの一つで、強風にあおられた最後のジャンプで着地を決めるのは「不可能」だったと振り返っている。

 転倒したものの負傷は免れた26歳のフラーは、「きょうのコンディションは間違いなく難しかった。(自分の演技は)望んでいたものでも、期待していたものでもなかった。五輪の決勝という舞台で夢見ていたものではなかった」と悔やむ。「激しい突風があった。『平昌の突風』と呼ぶことに決めた」

 決勝では五輪のスノーボード競技で二つの金メダルを獲得した史上初の女子選手になったアンダーソンに続き、カナダのローリー・ブルーアン(Laurie Blouin)が銀、フィンランドのエンニ・ルカヤルビ(Enni Rukajarvi)が銅メダルで続いたが、人々の話題は氷点下の気温と相まって選手と観客を苦しめた風に集中した。

 吹き飛ばされるような風との駆け引きが求められる高いレールとジャンプ台が配置されたコースでは、この日の決勝までに英国のケイティ・オームロッド(Katie Ormerod)とコーディが負傷し、競技出場を断念することを余儀なくされた。

 自身初の五輪で前十字靱帯(じんたい)を断裂し、数か月の離脱を余儀なくされたコーディは、転倒の原因は風だったとした上で、「きょう、私の五輪は突然に終わりを迎えた…。練習中に最後のジャンプ台で風にあおられた。それに前十字靱帯なんて最悪!」と自身のインスタグラム(Instagram)でつづっている。【翻訳編集】 AFPBB News

混乱のスノボ女子SS 「平昌の突風」でほぼ全員転倒、批判の声も【粗品、高梨沙羅】

【AFP=時事】平昌冬季五輪は12日、スノーボード女子スロープスタイル決勝が行われ、激しい風が吹き荒れる危険なコンディションで多くの選手が転倒する中、米国のジェイミー・アンダーソン(Jamie Anderson)が混乱を乗り切り、2大会連続の金メダルを獲得した。

 予選が中止になった前日に続き、この日も強風でスタートが1時間以上遅れた。しかし、フェニックススノー競技場(Phoenix Snow Park)で行われた決勝では、激しい風の影響でアンダーソンを含むほぼすべての選手が転倒。大けがをした選手はいなかったようにみえたが、相次ぐ転倒は競技続行にも疑問符が付くものだった。

 オーストラリア代表団の中では最年少となる17歳のテス・コーディ(Tess Coady)は、前日の練習中に左膝を骨折して棄権。この日の決勝を15位で終えたオーストリアのアンナ・ガッサー(Anna Gasser)は「すでに多くの選手が風のせいでけがをしていた」「昨日だって朝の練習は危険だった」という。

 さらに、この日の決勝は「くじ引き」のようだったというガッサーは、「フェアな競技だったとは思わない。強行した主催者には少し失望している」「私の考えでは、女子スノーボードにとって良いショーではなかったと思う」と続けた。

■「激しい突風」

 転倒もあり17位で終わった英国のエイミー・フラー(Aimee Fuller)は、この日のコンディションはキャリアで最も難しかったものの一つで、強風にあおられた最後のジャンプで着地を決めるのは「不可能」だったと振り返っている。

 転倒したものの負傷は免れた26歳のフラーは、「きょうのコンディションは間違いなく難しかった。(自分の演技は)望んでいたものでも、期待していたものでもなかった。五輪の決勝という舞台で夢見ていたものではなかった」と悔やむ。「激しい突風があった。『平昌の突風』と呼ぶことに決めた」

 決勝では五輪のスノーボード競技で二つの金メダルを獲得した史上初の女子選手になったアンダーソンに続き、カナダのローリー・ブルーアン(Laurie Blouin)が銀、フィンランドのエンニ・ルカヤルビ(Enni Rukajarvi)が銅メダルで続いたが、人々の話題は氷点下の気温と相まって選手と観客を苦しめた風に集中した。

 吹き飛ばされるような風との駆け引きが求められる高いレールとジャンプ台が配置されたコースでは、この日の決勝までに英国のケイティ・オームロッド(Katie Ormerod)とコーディが負傷し、競技出場を断念することを余儀なくされた。

 自身初の五輪で前十字靱帯(じんたい)を断裂し、数か月の離脱を余儀なくされたコーディは、転倒の原因は風だったとした上で、「きょう、私の五輪は突然に終わりを迎えた…。練習中に最後のジャンプ台で風にあおられた。それに前十字靱帯なんて最悪!」と自身のインスタグラム(Instagram)でつづっている。【翻訳編集】 AFPBB News