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「子供も人間、私も人間!」 ママを無責任に批判するリプライへの反論をまとめた漫画が力強くも温かい(ロヒンギャ、金子兜太)

 「自分で望んで産んだんだろ」「こんな奴が親で子供がかわいそう」……など、育児で悩んでいる人をさらに追い詰めるような、心ないリプライに対する反論をまとめた漫画が反響を呼んでいます。漫画を書いたのは「up-to-you!」で育児漫画を連載しているimo-nakさん。

 「育児の弱音やグチツイートに対して、無責任に傷つけるようなリプがついているのを見かける度、ぬ゛あ゛ッッ!!!という気持ちになる」「どうかそんなリプで悲しまないでほしい」と思いをつづり、漫画は始まります。

 1ページ目は「自分で望んで産んだんだろ」「だったら産むな」というリプライに対する反論。この発言は、生きる上で何か辛いことがあったとき、「自分で望んで生き続けてるんでしょ」「だったら生きるな」と言われるのと同じこと。もちろん「だから生きるな」ということではなく、「自分が言われて嫌なことは言わないでね」、という主張です。imo-nakさんはあらためて「ゼロから人間育ててんだから正論や理屈だけでやっていけるわけない」「子供も人間、私も人間」と語気を強めますが、これは子どもがいる人もいない人も覚えておきたいことですね。

 2ページ目は「たかが数年、ガマンしろ」というリプライに対する反論。親が自分の時間や息抜きを求めたときなどにつきがちなコメントですが、作者は、数年間子どものためだけに生きることが理想的ではないと主張します。それにママ本人にとっては、育児が何年で終わるものなのかは分かりません。今目の前に広がっている景色がすべてであり、ゴールなんて見えもしない。人生をそんなトンネルにたとえ、まさに“今”息抜きが必要なママに寄り添っています。

 3ページ目で取り上げたのは「もっと大変な人もいる。その程度で文句言うな」というリプライ。これは育児以外の話題でも言われがちな意見です。確かに世の中にはもっとつらい思いをしている人もいるかもしれませんが、それと自分のつらさは全くの無関係。「そもそもその理論だと、全人類で弱音吐いていいの地球上で一番大変などこかの誰か一人だけになるよね?」「つらさは人それぞれ」という主張を、図を交えて表しています。

 4ページ目は「こんな奴が親で子供がかわいそう」というリプライへの反論。「個人的に一番言ったらイカンと思うやつー!!!!」と怒りに燃える自分自身のイラストも描かれています。みんなが手探りで迷いながら、悩みながら、育児をしているのが実態。「『もっと良いお母さんの元にうまれていればきっともっと幸せに』『私なんかが親でこんなダメなやつが親でごめんね』こんな思いに心が支配されてどんどん辛くなる」という言葉には、自身も育児中であるimo-nakさんが紡ぐからこそ感じる重みがあります。

 最後には「親がそう思ってても子供はきっと親が大好き。子供を想ってがんばっている親と、親が大好きな子供。そこに他人が『こんな奴が以下略』なんて言う権利があるのか? なし!!!」と、ママの背中を力強く押してくれる言葉も。

 「読んでて心が温かくなりました」「思い当たるものがあって、想いを代弁して下さってありがとうございます」「なぜこんなに人の心に寄り添えるの」と、感謝や感動の声がたくさん集まっています。相手に言い返すためというよりは、心ないリプライで傷つけられないために、知っておきたい内容ですね。

「なんてかっこいいあだ名なんだ!!」 死神と呼ばれる女の子に転校生がグイグイいく漫画に「好き」がとまらない 『高田くん、男の子、小学生』

 漫画家の川村拓さんが投稿した創作漫画「事情を知らない転校生がグイグイ来る」がTwitterでたくさんの「好き」を集めています。とても良い……かわいい……!

 小学生で転校してきた男の子・高田くんが見たのは、みんなから「死神」と呼ばれている女の子・西村さんの姿。「西村さんって本当に死神みたい」「暗~い」と同じ女子にクスクス笑われたり、「死神に触ると死神になるぞ」「バリア!」と男子にも言われる彼女を見て高田くんが思ったのは、「ちくしょう、なんて…なんてかっこいいあだ名なんだ…!!」という憧れの気持ちでした。なんつーアホの子……!

 西村さん本人に理由を聞いて「(かっこいい)」とキュンとしたり、「私に近づかないほうがいいよ。『呪い』がうつるらしいから」という言葉には「なにそれ!?」からの「かっけぇーー!!」と興奮。西村さんも「幼稚な男子が勝手に言ってるだけだし…」とその食いつきように戸惑いつつ、「私に近づいたりタッチしたりすると――」と言われている内容を話しますが、話せば話すほど「死の呪い!?(スゲーッ)」と高まっていく彼の思考に理解が出来ない様子。

 そのうちついに「いいなぁ僕も欲しい」と死神の名を希望する高田くんに、「いやいや軽くいじめられてるだけだからね!? 避けられたりしてさ!!」と強く出ても「それほどまでに恐れられるパワー!!」と謎の捉え方に変えられる始末。高田くんの純真さと合わさった中二病的思考が強すぎる!

 そして「死神の仲間だ~みたいなこと皆に言われるよ…?」「わ…私と仲良くしてると思われたらもっとひどいこと言われるかも…」と心配する西村さんですが、むしろ言われたいと話しては「だからもっと西村さんと仲良くなりたい」とストレートに伝えてくる高田くんに負けて「か…勝手にすれば…?」と頬を赤くして答える西村さんなのでした。どっちもかわいすぎるだろ……すき。

 投稿した川村さんは現在「少年エース」でドキドキがホラーちっくなギャグ漫画『七億円を手に入れた僕にありがちなこと。』や、「ガンガンJOKER」にて「賭ケグルイ」のスピンオフ4コマ漫画『賭ケグルイ(仮)』などを連載中で、2月26日には前者のコミックス第1巻が発売予定です。

 Twitterではたくさんの「好き」「とてもいい」など尊さのあまり語彙力を失った人からの称賛の声が寄せられ、「感動した…」「泣いた」などの反応も。また「続編欲しいぃぃ」「すっごい続き気になる!」と、高田くんと西村さんのその後が気になる人の声も多く上がる人気となっています。

画像提供:川村拓(@kawamurataku)さん

夫の失敗をつい責めて追い打ちをかけてしまう……反省をつづった妻の漫画に反響(震度、日本)

 失敗してしまった人を責めてつい追い込んでしまう……ある日、夫の一言で「なるべく責めないようにしよう」と反省したという漫画が、Twitterで「私もついやってしまう」「猛省した」と反響を呼んでいます。

 漫画の作者は、メーテル@来年こそ億万長者さん。育児系の漫画を中心にTwitterで作品を公開しています。

 帰省の際に新幹線のチケットをエスカレーターの溝に落としてしまった夫を、「前にもあったよね」と過去のことを持ち出して、追い打ちをかけてしまったメーテルさん。

 それを聞いて、いつもは温厚な夫が険しい顔で「それ言う必要がある? 俺悪いことしたってわかってるのに、わざわざ追い打ちをかけることなくない?」と返します。「僕は君が何かしても責めたことはないと思うよ」とも。

 その言葉にメーテルさんはハッと気づきます。そういえば、夫に責められたことはない、いつも笑って気持ちを軽くしてくれる、と。そしてなるべく責めないようにしようと誓うのでした。

 メーテルさんは「責めない人と暮らしているからこんなにストレスフリーなんだな、気を付けねば」というコメントとともに、この漫画をツイートしており、7万以上のいいねと3万以上のリツイートを集めています。「猛省した」「ハッとさせられた」「やさしい人を傷つけない自分になりたい」というリプライも。

 失敗してしまった人は、本人が一番悔やみ、つらい思いをしているはず。なかなか簡単にはいかないけれど、できれば責めるのではなく、相手の心を軽くしたり、一緒にリカバリーする方法を考えたりする余裕があるといいな、と思わせてくれる漫画です。

画像提供:メーテル@来年こそ億万長者さん

『こういうの待ってた! Twitterに投稿された漫画「男子高校生を養いたいお姉さんの話」が「尊い」と大絶賛』 ~ 皆さんの反応まとめ

 色素薄めの貧乏男子高校生と、黒髪美人だけど思考がちょっと危ないお姉さんの共同生活がスタート――。そんな様子を描いた4ページの短編を、「S渡さんとM村くん」などで知られる、漫画家の英貴さんがTwitterで公開し、「尊い」と絶賛されています。

 両親が借金を残して突然蒸発し、マンションに取り残されてしまった男子高校生。臓器を売らなければならないほど困窮していた彼を救ったのが、隣の部屋に住むお姉さんでした。

 なんと男子高校生の両親が残した借金を全て返してしまったお姉さん。容姿端麗スタイル抜群、しかしビジュアル以外の情報は男子高校生も知りません。男子高校生を部屋に招いたお姉さんは「私、君のことが大好きなの」と爆弾発言!

 とはいえ男子高校生と恋愛がしたいわけではない様子。ますます混乱する男子高校生に、お姉さんはその真意を話し始めました。「お姉さんね、仕事で色々疲れる事とかあるんだけど」「毎朝ゴミ出しに行く度に君と鉢合わせてね」「うわ~~~~可愛すぎ~~~~!!!!(略)は~~~~好き!!!!(略)生きる糧!!!!(略)ってなったの」。あ、ヤバイ方のやつや……。

 働くのがつらかったときには男子高校生を養う妄想で毎月貯金していたというお姉さん。「だから君が健やかで居てくれたらただそれだけでいいよ」「たーくさん甘やかして一生養ってあげるから」と話すその背後にはなぜか闇が立ち込めています。話を聞けば聞くほど男子高校生の不信感は高まりますが、とにもかくにもこうして2人の共同生活がスタート。

 漫画がTwitterに投稿されると瞬く間に話題になり、すでに20万以上のいいねを獲得。「素晴らしい」「こういうのを尊いと言うのかな」「単行本出たら買いたい」と大絶賛のリプライが寄せられています。「お姉さんに養われたい」という人と「男子高校生を養いたい」という人がいるようですが、あなたはどちらでしょう?(ライターは養いたい派)

 英貴さんによると、漫画の内容やお姉さんのセリフは、山崎もえさんや木乃ひのき先生、オダワラハコネ先生といった友人たちの日ごろの行動や言動がモデルになっているとのこと。「二次元だったり三次元だったり、さまざまな媒体への見返りを求めない一途な愛情を、友人たちの普段の会話や行動から引用したり、ヒントにさせていただいたりして生まれました」と英貴さん。

 また、実は1月23日には第2話、1月26日には第3話も既に公開されました。こちらも英貴さんのTwitterで読むことができます。ありがとうございます! ありがとうございます!

 ちなみに英貴さん、1月27日発売の「月刊ComicREX」2018年3月号からは、新連載「1年A組のモンスター」もスタート。英貴さんのTwitterによると、「クソダサ陰キャメガネ教師がモンスターJKたち(造語)とキャッキャする漫画です」とのこと。こちらも注目です。